はじめての【ネルドリップ】購入方法、使い方
コーヒーにハマると、自分でもお店と同じように淹れたくなる。
ネルドリップで淹れたコーヒーは、普通のドリップコーヒーよりも少し特別感を感じ、味も丸みを帯びた独特なもののなる。
ぜひ、我が家でも再現したくなり、購入に至りました。
※この記事にはアフィリエイトリンクが張ってあります。
ネルドリップはどこで買う?
今やAmazonや楽天市場など、主要なネット販売サイトで購入可能です。
はじめて買うものは、できるだけ材質や値段を比較してより良いものを購入したいですよね。
ネルドリップというと少し特殊な商品かもしれませんが、ネットでも様々な種類のメーカーのものがヒットしますので、ぜひ、好みに合わせて購入したいところ。
選ぶ基準は使いやすさと価格
いわゆる【ネル】の布の素材も、麻やコットン、コットンでもオーガニックコットン、メーカー独自の繊維でできたものなど、様々です。
私ははじめての購入でしたので、以下の点を考慮して購入しました。
- ネルと取っ手がセットになった、できるだけコンパクトなもの
- ネルはできるだけ主流なコットン素材
- 大きさはいつも淹れている量(3人前~5人前)がまかなえるもの
- 価格は1,500円以下
私が購入したのは
【HARIO (ハリオ) ドリップポット ウッドネック ネルドリップ 3~4人用 ろか器 DFN-3】
ネルの売り方として、ネルだけ、ネルと片手で入れるための濾過器がセット、ネルとネルを引っ掛けて抽出するドリッパーやサーバーがセットになったもの。様々です。
私はなるべくコンパクトにしたかったので、取っ手がついいていて片手で淹れられるものにしました。
素材も最初はオーガニックコットンが良かったのですが、知らないメーカーのものでなんとなく購入が不安だったので、お馴染みの【ハリオ】製を購入。
また、いつも我が家では朝にコーヒーを淹れることが多いのですが、コップに並々と注いだ2人前を一度に入れます。
ですので、普通の分量だと3人前くらいにあたるため、いつも淹れている分量がまかなえるサイズの物を購入しました。
ネルにも大きさが様々あるので気をつけましょう。
ネルは通常、使用後にその都度洗浄します。
ネル部分の洗浄がし易いものや、濾過器具とセット売りのものは取り外しがし易いもの、手入れがし易いものを選択するのをおすすめします。
ネルドリップを使用する前にやること
ネルドリップは購入してから、いきなりは使えません。
使う前にやらないといけない工程があります。
ネル部分を取り外し煮沸する
濾過器具からネルを外します。
外したネルを沸かした鍋の中に入れて、2、3分煮沸させます。
煮沸し終わったら水につけて冷やします。
固く絞り、濾過器具にセットし直して出来上がり。
この状態で、水を張った器に入れて冷蔵庫で保管するのですが、私の場合、ある程度水気が引いたら冷凍庫で保管しています。
使う前に少し水で洗って固く絞ってから使用しています。
ネルドリップでのコーヒーの淹れ方
我が家では、サーバーの代わりにポット(ハリオ)を使用しており、ネルを置くとそのままはまるので粉が入れやすいです。
粉の挽目は荒く、温度は低め
粉の挽目はあら目にして、お湯の温度もいつもより低めにしました。
ネルドリップならではの、時間をかけた抽出。そして豆の成分をしっかりと出すために、いつものドリップ方法から少し工夫しています。
風味を活かすために、豆の焙煎度合いも中深~深煎りが良いです。
まるで喫茶店で飲むような、深い味わいのコーヒーが淹れられます。
淹れている過程も楽しめる
ネルで淹れると、コーヒーの溶液が布に染み出す様子も観察できます。
紙のドリッパーでは味わえない、楽しみです。
淹れ終わったあとも、布に染みこんだコーヒーや、コーヒーの粉の様子が美しい。
目でも楽しめます。
味は丸みを帯びた深みとコク、油分も楽しめる、まるで喫茶店のコーヒー
出来上がりは、丸みを感じられる味わいです。
刺激を感じるような強い苦味も、丸くなって柔らかくなり、さらに味に深みが出てコクも強く感じられます。
コーヒーは、抽出すると油分も出てくるのですが、紙のドリッパーだと紙で取り除かれてしまう油分を、ネルではそのまま味わうことができます。
紙はスッキリした抽出ができますが、油分を感じられるのもネルならでは。
まるで、喫茶店で出てくるコーヒーのような、味わい深いコーヒーが家庭で淹れられます。
後処理も思ったより簡単
抽出後は、粉を捨てて水道水できれいな水になるまでよく洗い、軽く干してからジップロックのような保存袋に入れ、冷凍庫へ。
ネルを洗うというのが、紙のドリッパーにはない工程で、面倒に感じられるかもしれませんが、普通にサーバーやコーヒーを使ったあとの器具を洗うついでにできるので、特に手間には感じませんでした。
出先のドリップにも最適、荷物を減らせます
先日行った、河原でのドリップのときは荷物を減らすためにもネルドリップが活躍しました。
紙のドリッパーだと、ペーパーとドリッパー2つが必要になりますが、ネルドリップなら、1つで事足りて、しかもコンパクトに持ち運べます。淹れたあとにコーヒーが染み出さないようなジップロックのようなものは必要になりますが、荷物が減ることで、お出かけのときは気楽にコーヒーが楽しめます。
ネルドリップ購入に迷っている方、意外と簡単なので、ぜひ気軽に美味しいコーヒーを楽しみましょう。
エリーゼ☕
簡易キャンプでのコーヒーの楽しみ方②荷物の軽量化
初回のキャンプでのコーヒーの様子は、下記の記事に。
前回からの課題として、荷物の軽量化をしていきたいと思いました。
そのために
陶器のドリッパー→ネルドリッパーに変更しました。
このことで、ドリッパーが軽くなってかさばらなくなり、さらに、紙のフィルターもいらなくなりました。
そして
マグカップ→紙コップにしたことで軽くなり、さらに、マグカップが割れないようにタオルで包まなくても良くなって、扱いがしやすくなりました。
二人分入れると、このような感じに。
抽出を一回で済ませるために、少量ずつカップに抽出。濃度が気になったので、途中でコーヒーを1つのカップにまとめ、それから分けて淹れました。
紙コップなので、コップ自体の安定感はない為に支えながら入れる必要はあります。
しかし、陶器のドリッパーからネルにしたこと、マグカップを紙コップにしたことで、本当に軽く!そしてマグカップの割れる心配もなくなったので、軽量化したい方にオススメです。
私は、豆をミルで挽くところから屋外でやりたかったので、ミルは持参しましたが、これもドリップバックやインスタントコーヒーにすれば、ミルもいらなくなります。
今回のスペースは、川辺にある石も小石や砂だったので、座っていてもお尻が痛くなることもなく、比較的安定した場所でした。
事前に情報がわからないときは、安定させるためのフェイスタオルを何枚か持っていくと安心です。
イメージでちょっと大変じゃないのかな?
と思われる方も多いと思いますが、軽量化することで、ずっと簡単に屋外でコーヒーを楽しめます。
何より、お家や都会で飲むよりも、自然の中で飲むコーヒーは、格別に美味しいです!
ぜひ、お試しください。
エリーゼ☕
簡易キャンプでの珈琲の楽しみ方①
秋も深まり、紅葉の季節。
外出するにも外気が心地よいので楽しい季節です。
先日ハイキングへ行ってきました。
地図で確認したら、どうやら川の近くまで行けそう。
川辺でレジャーシートを広げられたら、珈琲淹れられるかもしれない、と淡い期待をもちつつ出発。
なかなか川へ降りられる場所がなかったものの、やっと見つけました。
最高のロケーション!
100円均一で購入したレジャーシートを広げて、珈琲の準備。
今回は初回でしたので、家で使ってる珈琲器具を、ほぼ、そのまま持ってきました。
持ち物
- 珈琲の豆:エチオピアイルガチェフェ中煎り(20グラムほどをミルの受け皿に忍ばせて)
- ミル(TIMEMOREC2MAX)
- ドリッパー(100円均一で220円)
- 紙のフィルター
- 熱湯入りの魔法瓶
- 使用後のフィルターを入れるためのゴミ袋
- タオル
- お菓子(コーヒー専用1本満足バー)
豆は写真のようにして持っていきました。
淹れかたも、家とほぼ同じ
ピッチャーの代わりに、マグカップに直接ドリッパーと紙をセット。
そこにミルで挽いた豆を淹れて、魔法瓶のお湯をゆっくり注いで出来上がり。
豆の挽き方は、粗めにしました。
魔法瓶のお湯がおそらく86~90度くらい?もしかしたらもっと冷えてるかもしれない。
そして、抽出するときにマグカップが不安定だったので淹れるのに時間がかかりそう。
でも味はしっかり出したかったので、挽目をあらめに、最初の抽出は慎重にしてみました。
自然の中で淹れたコーヒーは、最高に美味しかったです!!
川の流れる音や風の音、鳥の鳴き声をBGMに、コーヒーの香りと味を楽しむ。
最高の時間でした!
お菓子もあれば、甘いものも摂取できてハイキングの疲れも吹き飛びます!
このお菓子、美味しかったです!コーヒーに合いましたよ。
キャンプで用のテーブルなどをお持ちの方なら、家と同じように安定したスペースで淹れられます。
火を使えるところなら、お湯を沸かすところからできますね。
事前に火が使えるかわからない場合は、今回のように熱湯を魔法瓶に入れるのがオススメです。
大自然のなかで、コーヒー楽しみましょう。
エリーゼ☕
中国の珈琲|天空農園CHINA
中国の珈琲飲んだことありますか?
【天空農園CHINA】
パンダが可愛い♡
この前のSCAJで、初めて台湾のゲイシャを飲んだときに美味しすぎてびっくりしました。
ですので、中国の珈琲もどんな味がするのか気になり、購入。
淹れ方も記載されていて、親切です。
気になるお味は中国茶?
味は、香ばしさと苦味があり、後味が甘い。
この香ばしさは、いわゆる珈琲の炭っぽい香ばしさ、ではなくて、どちらかというと、烏龍茶を香ばしくした感じ。
さらに、後味の甘みは甜茶のようでした。
産地での味わいの違いをここまではっきり感じられたのは、初めてかもしれません。
レシピは、記載通りで淹れてみました。
次回はもう少しコクを出してみたいと思います。
挽目をTIMEMOREC2MAXで18クリックくらい。
お湯の温度は、90度近くにすると少し変わるかな?
また実験の日々です!
福岡のチーズケーキと一緒にいただきました🍰
エリーゼ☕
【蔵】喫茶店|深煎りが最高に痺れる美味しさ
喫茶店巡りが最近の趣味。
出向いた先で、喫茶店がないか事前に調べます。
【蔵】昔ながらの喫茶店
カウンターがあって、店員さんが淹れる様子も観察でき、テーブル席もたくさんあってお一人様からカップルまで、様々な客層に溢れて、にぎやかでした。
【炭煎ブレンド】を注文
炭と名がつくように、スモーキーで苦味もしっかりとありながら、後味は少し甘さが感じられる珈琲でした。
このスモーキーと甘みは、大好きな味です。
一緒に頼んだのは、スモーキー差に合わせて、甘ったるいりんごのタルト。
最高のマリアージュでした✨
ここは、チーズケーキが名物だそうですが、私が行った午後では売り切れていました。
午前からの来訪をおすすめします。
茶器も楽しむ
喫茶店での楽しみ、茶器の美しさ。
今回は、白をベースにした上品な花がら。
可愛らしいです!
狭いテーブル席と、少し広めの席とあり、窮屈さは感じるものの、来客のプライバシーは守られている雰囲気があって、とても居心地が良かったです。
エリーゼ☕
はじめての手網焙煎
自分で焙煎したくなった
珈琲のYou Tubeを見ているうちに、焙煎に興味を持ちました。
焙煎というと、何やら、大きな機械じゃないとだめなんじゃないか。
費用だってかかる。
それがなんと、手網で!費用も700円台で!!できるとしたら、あなたもやりたくなりませんか?!
卵焼きのフライパンより小さく軽く、費用は700円台
私が購入したのは、上記写真のもの。
Amazonで700円台で手に入りました。
業務用の焙煎機なら100万円位かかるものもあるらしく、お家に置けて、しかもフライパンよりコンパクトで軽量、扱いやすい手網焙煎機なら、一家に一台!気軽に入手可能ですね。
今見たら1200円になっていました、、【カフェパン】というごまを炒ったり、銀杏を行ったりもできる手網鍋です。他のものもググってみて同じようなものを購入してみてください。
↑アフィリエイトのリンクではないので気軽に覗いて見てください。
豆はブラジルを選択
最初の焙煎は、なんの豆を使おう?
迷ったら、ブラジルかコロンビアではないでしょうか。
初心者でも焙煎しやすいそうです。
私が購入したのは、ブラジルの豆。
ショコラ、と名前が入っているので、はじめての焙煎で失敗しても、甘さは表現できたり、香ばしさは出せそう?と思い、購入しました。
Amazonで、焙煎 生豆 ブラジルで上の方にヒットする、しかも高評価のなら間違いなさそうです。
はじめては慎重に
豆は、40グラムを使用して焙煎しました。
初回なので、いきなりトップラインの50グラムMAXは、焙煎中に豆が飛び出てきたらどうしよう、失敗したら、むらになって生豆に近いのができたら、、、
たくさんのことを考慮して、でも、複数回飲める分量で挑戦。
すべての道具をセットしてからはじめよう
はじめての焙煎で、、
あ!軍手してから焙煎し忘れた!!
タイマーセットしてから焙煎するんだった!!
準備に関する反省点がいくつかあったので、みなさんも焙煎が始まる前に準備しましょう。
必要なもの、なくても良い物
- 手網
- 豆
- スケール
- タイマーセット
- 焙煎後に冷ます紙やクッキングシート
- 焙煎後に豆を冷ますために扇ぐもの(我が家では小型の薄手まな板)
- (軍手は火に気をつければいらないですが初回は手間取って手元が狂いやすいと思うので保険として)
- (ザルは無くても大丈夫でしたが、量が多い(60グラム以上?)焙煎のときは一気に冷やしたいので必要かもしれません)
最初はとろ火で水分をしっかりと飛ばす
You Tubeの珈琲の方のを参考にやってみました。
最初の5~7分は、とろ火にして豆の中の水分をしっかりと飛ばすようにします。
そうすることで、生焼けを防ぐことができます。
火から鍋の距離は、鍋を持ってる手が熱くないところ。
鍋の振り方は、横方向に左右均等にし、野菜炒めの要領で途中で豆をかき混ぜるようにし、鍋の底にある豆と鍋の上にある豆がミックスするようにします。
焙煎中は汚れる、火の粉注意
焙煎中は、チャフと呼ばれる珈琲の豆についている薄皮が剥がれ、鍋の周りやコンロに飛び散ります。
焙煎時間が長くなってくると、チャフに火が付き、まるで火の粉のように舞いますので、周りに燃えるものがないか確認しましょう。
豆の水分が飛んだら焙煎のスタート、1ハゼ、2ハゼを音で感じよう
鍋を火にかけてから、7分ほどで豆の水分が飛び、音も軽やかになっていきます。
1ハゼは、豆が思いっきり【バチ!!】と大きい音がして、びっくりしますが、火には気をつけて。
そのあと、パチパチ音が続きます。これが1ハゼ中の音です。
2ハゼは、聞こえたときと聞こえない時があり不安ですが、チリチリと焦げるような音になったら2ハゼです。
全体のタイムは13~15分くらい、色を見て判断
出来上がりは、豆の産地や収穫時期でも色の入り具合がかわるそうなので、色としては中挽きくらい、時間としては、13~15分を目安にしました。
写真は一番最初の焙煎です。
ムラができていてお恥ずかしい、、
でも自分で焙煎できた喜びは大きすぎました!!
試しに焙煎したてを飲む
焙煎後は、5日以降が味が落ち着き飲み頃とされていますが、試しに飲んで見ても楽しい!
初めての自家焙煎珈琲は、苦味が強く、コクがない美味しくはなかったものの、感動しました。1週間後に飲んだものは、とてもスモーキーで美味しかったです!
2回め以降の焙煎
ちなみに、2回めの焙煎写真(浅煎りを目指しました1ハゼからすぐ)↓
3回めの焙煎(2ハゼが聞こえず、、)
4回めの焙煎(一番ムラ焼けせずにできました、最初の焙煎を7分、10分強火、火を止めたまま2分コンロの上で鍋を振り続け、終わる)
自家焙煎の世界も、沼。。。
エリーゼ☕
【皇琲亭】クラシック満載の店内で限定の豆を楽しむ
いわゆる昔ながらの喫茶店
【皇琲亭】は、いわゆる昔ながらの喫茶店。
店内は薄暗い照明、家具は木目調でダークなクラシックな雰囲気。
BGMはクラシック音楽が流れている。
店内は静かめで、一人客も多かった(平日の昼間)。
勇気を出した先には素敵な時間が待っている
【皇琲亭】のエントランスは、池袋の駅からすぐの立地ではあるものの、裏道にあり、外観は薄暗く近くまで行って覗かないと店内の様子がわからない。
初見客をどことなく受け入れないような雰囲気が漂っている。
でも、勇気を出して一歩踏み入れると、暖かい雰囲気で迎い入れてくれる。
平日の昼間は、店員も学生や若い世代のバイトさんなので、クラシックな雰囲気の中でも、明るさも感じられた。
限定の豆
限定の【ガラパゴス】と、それと合いそうなスイーツを注文。
【ガラパゴス】といえば携帯?というくらいの知識無しの私でしたが、とても後味に雑味がなく、飲んだあとに、なにも飲んでいなかったかのごとく、珈琲が居なくなってしまう。
そんなスマートな印象の豆でした。
スイーツは濃厚なチョコケーキ。
甘ったるさが最高に美味でした。
足してみることで広がる世界
【ガラパゴス】があまりにも後味スッキリ過ぎて、物足りなさを感じたので、ミルクを足してみました。
もともとのコクや苦味とミルクがマッチして、とても優しく包み込まれるような風味が増しました。
口当たりがソフトになったことで、後味の余韻も少し伸びた印象でした。
喫茶店ならではの楽しみ|食器
昔ながらの喫茶店では、食器にもこだわりを感じます。
このとき出されたカップは、ピンクが可愛いクラシックなデザイン。
他にも、お砂糖入れやミルクピッチャーも金色のクラシックなデザインで、目からも楽しめる。
喫茶店ならではの楽しみの一つです。
クラシックな喫茶店を味わいたい方に、オススメです。
【皇琲亭】
エリーゼ☕